2019年から地方税は
eLTAX(エルタックス)で
オンライン納付できるようになっていますね。

法人の地方税(住民税、事業税など)
を金融機関に行かずに
納付できるので便利です。

2023年4月からはクレジットカード納付も
できるようになりました。

法人の確定申告の税金

法人にかかる税金は
「国税」と「地方税」があります。

オンライン納付する場合は
国税はe-Taxで
地方税はeLTAXで行います。

法人が確定申告で納付する
地方税はこのようなものがあります。

  • 法人都道府県民税
  • 法人市町村民税
  • 法人事業税
  • 特別法人事業税

これらはeLTAXで電子申告をして
オンライン納付をするのがおすすめです。

eLTAXでのオンライン納付方法

eLTAXでのオンライン納付方法は
以下のような方法があります。

  • ダイレクト納付
  • インターネットバンキング納付
    (ペイジー)
  • クレジットカード納付
    (2023年4月からはじまりました)

クレジットカード納付について

2023年4月から始まった
地方税のクレジットカード納付ですが、
国税と同様、
手数料(システム利用料)がかかります。
(手数料は国税より少し安いようです)

地方税のクレジットカード納付の
手数料は以下のとおりです。

納付税額システム利用料(税込)
1円~10,000円40円
10,001円~20,000円123円
20,001円~30,000円205円
以降、納付額10,000円ごとにシステム利用料75円(税別)が加算されます。

具体的な納付税額がわかっているなら
こちらでシステム利用料を
試算することができます。

ちなみに国税のクレジットカード納付の
手数料は以下のとおりです。

納付税額決済手数料(税込)
1円~10,000円83円
10,001円~20,000円167円
20,001円~30,000円250円
30,001円~40,000円334円
40,001円~50,000円418円
以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます。

各納付方法の特徴

eLTAXを利用した3つの
オンライン納付方法について、
それぞれの特徴を簡単にまとめました。

ダイレクト納付

事前に届出が必要となります。

PCdeskで口座振替依頼書を作成し
金融機関へ送付する必要があります。

金融機関の審査は1ヶ月程度かかる
場合があるので、早めの準備が必要です。

インターネットバンキングの利用は
必要ありません。
詳しい事前準備方法はこちらをご覧ください。

インターネットバンキング納付

インターネットバンキングを利用して
ペイジー納付する方法です。

インターネットバンキングの
ご契約が必要です。
対応している金融機関は
こちらをご覧ください。

対応しているインターネットバンキングを
利用していれば、事前の届出は不要です。

クレジットカード納付

2023年4月から利用できるようになりました。

システム利用料が必要なので、
クレジットカードのポイント還元率と比較して
利用するか否かを検討するのがおすすめです。
事前の届出は不要です。

eLTAXの利用者IDを取得していない方は

eLTAXの利用者IDを取得していない方は
まずはeLTAXの利用者IDを取得して
対象となる地方公共団体すべてに
利用届出を提出しましょう。

手続き方法はこちらをご覧ください。

また、オンライン納付をするためには
eLTAXで電子申告をする必要があります。

地方税の一部がスマホアプリ納付に対応しました(余談)

ちなみに地方税の中でも、
固定資産税や自動車税は2023年4月から
スマホアプリ納付に対応しましたね。

こちらは主に個人向けの
地方税の納付方法の拡充かなと思います。

我が家の固定資産税や自動車税は
今年はPayPayを利用して納付してみました。

詳細はこちらをご覧ください。

国税のスマホアプリ納付と違い、
一部決済手数料が
かかるものがあるようですが、
スマホで納付ができるのは便利ですね。

まとめ

今回は法人の地方税の
オンライン納付についてかきました。

クレジットカード納付ができるようになったり
固定資産税などはスマホアプリ納付ができる
ようになったりと、地方税の納付も
少しずつ便利になっています。

オンライン納付がまだの方は
ぜひ利用してみてください。