この時期になると多くの会社に
緑の封筒が届きますね。
厚生労働省からのお便りです。
毎年6月1日~7月10日までに行う
労働保険の年度更新の書類です。
この申請には電子申請がおすすめです。
いまなら政府が無料で電子申請の
サポートをしてくれるそうですよ。
労働保険とは
労働保険とはいわゆる
「労災保険」と「雇用保険」のことです。
労働保険は一人でも労働者を雇っていれば
その会社に加入義務があります。
初めて労働者を雇用することになったときは
労災保険の加入手続きをする必要があります。
緑の封筒はこの加入手続きが済んでいる
会社に届きます。
労働保険の年度更新は電子申請がおすすめです
労働保険の年度更新は
インターネット上で簡単、スピーディに
手続きができる電子申請がおすすめです。
しかし電子申請をするためには
最初に設定をしなくてはならず
この手続きが面倒だな…
と感じる方は多いと思います。
その電子申請をするための手続きですが
いまなら政府が無料でサポート
してくれるようです。
詳細はこちらをご覧ください。
![緑の封筒、届きましたか?労働保険の年度更新の電子申請について 緑の封筒、届きましたか?労働保険の年度更新の電子申請について](https://sugikaikei.com/wp-content/uploads/2023/05/image-1024x401.jpg)
こちらのサイトにあるように、
最初の面倒な設定さえクリアできれば
その後の年度更新はとても簡単に
できるようになります。
電子申請に必要なGビズIDの取得には
2週間ほどかかりますので、
まだお持ちでない方は
早めの準備がおすすめです。
そもそも労働保険の年度更新ってなに?
そもそもこの労働保険の年度更新ですが
いったい何をしているのかというと…
1年間(4月~3月)の従業員の賃金の総額に
保険料率をかけて労働保険料を計算して
納めるという手続きです。
緑の封筒の中の書類を見ると
「概算」や「確定保険料」など
ややこしそうな記載がありますね。
それは労働保険料はまだ確定していない
賃金にかかる保険料を概算でいったん納付して
あとから確定額を納付するためです。
たとえば年度更新によって
2023年7月10日までに納付する金額は、
以下の合計となります。
- 2023年4月~2024年3月の賃金にかかる
保険料の概算 - 昨年納付した
2022年4月~2023年3月の賃金にかかる
概要保険料と確定保険料との差額
なお、年度更新による保険料の納付ですが
概算保険料が多いと分割納付ができます。
その場合は7月10月1月に分けて納付します。
まとめ
今回はこの時期に行う
労働保険の年度更新について
おすすめの電子申請のご紹介や
年度更新とは何かについてかきました。
従業員を雇用するためには
必ず必要な手続きなので
なるべく簡単な方法で
さくっとおわらせてしまいましょう。
ひとりごと
先週末の夜遅く、夫に子供たちをお願いして
映画「宇宙人のあいつ」を観てきました。
ドラマ「石子と羽男」を見てから
中村倫也さんが面白いなと思っていて、
他のキャストさんも好きな方だったので。
くすっと笑えて、たまに泣けて
心をほぐしてくれる楽しい映画で、
いい息抜きになりました。