2022年12月1日から国税のスマホ決済が
スタートすることが発表されましたね。

クレジットカード納付と違い決済手数料が
発生しないため注目されています。

2022年12月1日からのスマホ決済の内容

2022年12月1日から国税のスマホ決済が
はじまります。

対象は個人の方が確定申告で納める所得税や、
法人税、消費税、相続税、贈与税などです。

利用可能なスマホ決済
2022年12月1日から国税のスマホ決済がはじまります
出典 : 国税庁HP

決済手数料がかからないためお得&
オンラインで簡単に納付可能な
方法のためおすすめです。

こんな注意事項があります。

  • アカウント残高を利用して
    納付するため事前にチャージが必要
  • 一度の納付の上限金額は30万円のため
    それ以上納付する場合はわけて納付が必要
  • 領収書の発行がない
    (領収書が必要な方は金融機関や税務署で納付してください)
  • 印紙を貼って納付する印紙税等、一部対応していない税目がある

クレジットカード納付との比較(決済手数料)

クレジットカード納付では
クレジットカード支払によるポイント還元が
あるためお得感がありましたが決済手数料が
ネックとなっていました。

クレジットカード納付の
決済手数料はこちらです。
(出典 : 国税クレジットカードお支払サイト

納付税額 決済手数料(税込)
1円~10,000円 83円
10,001円~20,000円 167円
20,001円~30,000円 250円
30,001円~40,000円 334円
40,001円~50,000円 418円
以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます。

一方スマホ決済では決済手数料が
かからないと発表されています。
(詳細はこちらをご覧ください。)

クレジットカード納付との比較(ポイント還元)

クレジットカード納付では
クレジットカード支払による
ポイント還元があります。

スマホ決済の場合は、
決済方法にもよりますが
2回ポイント還元のタイミングがありますね。

  • スマホ決済の残高チャージの支払元を
    クレジットカードにしてポイント還元
  • スマホ決済のオンライン支払時に
    ポイント還元

ただしこれらのポイント還元が
国税納付時にも適用されるかは
まだ明確にはわかっていません。

11月8日にリーフレットが、
12月1日にQ&Aが発表されるので
詳細については発表後こちら
確認する必要がありそうです。

税金の納付方法のおさらい

現行の税金の納付方法は
さまざまな方法がありますね。

オンライン納付

ダイレクト納付

eTaxで申告後預金口座から引き落とし
(事前に届出必要。オンラインで届出可)

インターネットバンキング納付

eTaxで申告後ペイジーが使えるインターネットバンキングから引き落とし
(事前に届出不要)

口座振替(振替納税)

預金口座から引き落とし
(事前に届出必要。オンラインで届出可)
所得税と消費税に対応している
源泉所得税には対応していない

クレジットカード納付

eTaxやクレジットカード支払サイトでクレジットカード決済

コンビニ支払

QRコード

確定申告書等作成コーナーなどでQRコードを発行しコンビニで納付(納税額30万円以下)

銀行・郵便局・税務署で納付

納付書

税務署から受領する
納付書で納付
(バーコード付きの納付書はコンビニ支払可能)

いろいろな方法がありますが
個人的にはオンライン納付がおすすめです。

クレジットカードのポイント還元が
決済手数料を上回る場合は
クレジットカード納付。
そうでない場合はダイレクト納付が
おすすめでしたが、
今後はスマホ決済を普段からご利用の方には
スマホ決済をおすすめすることになりそうです。

編集後記

上記に記載のとおり
スマホ決済の詳細については
11月8日にリーフレットが、
12月1日にQ&Aが発表されるので
気になる方は国税丁HPをご確認ください。

ひとりごと

先週末明治村のウォーリーの謎解き
にいきました。
謎解きに3つのレベルがありますが
すべて購入したら閉園までにおわらず。
広い敷地を歩き回ってくたくたになりました。
また後日挑戦しなくては。