年末調整はさくっとおわらせましょう。ペーパーレス＆効率的なfreee、マネーフォワードの年末調整。

年末調整とは会社員、パート、アルバイトの
方の所得税の過不足を調整する手続きです。

毎年12月または1月の給与振込時に還付
（追加納付する場合もあります）される
所得税を計算する作業です。

年末調整の手続きは従業員を雇っている会社や
会計事務所が行います。

だいたい10月ごろから取りかかる
会社さんが多いのではないでしょうか。

今回はfreee、マネーフォワードを使った
ペーパーレス＆効率的な年末調整に
ついてご紹介します。

年末調整の書類

会社員、パート、アルバイトの方は
毎年11月ごろになるとこのような書類を
会社へ提出すると思います。

上記の書類については「令和4年の年末調整時」
に「令和5年分」の書類を提出します。

ほかにはこんな書類もありますね。

年に１回の書類なので書き方を忘れていたり
年によっては様式が変わることがあるので、
いったいどこに何を書けばいいのか…
と迷われる方もいるかもしれません。

これらの書類は、
freeeやマネーフォワードを使うと
従業員の方がスマホなどで簡単な質問に
答えるだけで自動で作成することができます。

会社側としても、
従業員に紙を交付して記入して
もらい回収するという手間が省けて
ペーパーレス＆効率的に作業を行えます。

年末調整にはさまざまな
控除証明書等が必要となります。

生命保険料や地震保険料の控除証明書	毎年11月頃までに保険会社から送付されます。
社会保険料控除証明書	国民年金や国民年金基金への支払の証明書。毎年11月頃までに送付されます。国民健康保険料、介護保険、後期高齢者医療保険料については控除証明書が届かないので領収証書等から１年分の納付額を把握します。
小規模企業共済等掛金振込証明書	iDeCoや小規模企業共済などへの支払の証明書。毎年各機関から送付されます。発送時期は加入時期によるようです。
住宅ローンの控除証明書	正式名称は「給与所得者の（特定増改築等）住宅借入金特別控除申告書兼（特定増改築等）住宅借入金等特別控除計算明細書」です。住宅ローン控除を受ける１年目の確定申告後に税務署から送付されます。
住宅ローンの残高証明書	正式名称は「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」です。毎年11月頃までに金融機関から送付されます。
前職の源泉徴収票	前職の退職後、通常1ヶ月程度で会社から受領します。

freeeやマネーフォワードでは
これらの証明書は従業員がスマホで撮影して
データをアップロードすることにより
会社の担当者が金額や内容を
簡単にチェックすることができます。

年末調整後には会社は色々な
書類を提出する必要があります。

freeeやマネーフォワードでは
これらの書類もデータで送付又は申告
できるので完全にペーパーレス＆効率的な
年末調整ができます。

今回はfreeeやマネーフォワードを利用すれば
簡単に年末調整できますというお話でした。

毎年ある面倒な作業、なるべく手作業や紙での
やり取りを減らしてさくっとおわらせてしまいましょう。

会計の経理、総務の方は
年末に向けて忙しい時期が続きますね。
効率的な方法を選択して少しでも作業量を
減らしていただきたいなと思っています。

最近GASの勉強を始めました。
業務に反映できることがないか模索中です。
習得したことで参考になりそうなことがあれば
このブログでアウトプットしてみようと思います。