ご自身でビジネスをされている方は
インボイス登録をすると住所、氏名が
公表されてしまうのか?と不安に
感じている方も多いと思います。

今回はインボイス登録すると、
現状の制度上でどこまでプライバシー情報
(住所、氏名)が公表されてしまうのかを
整理してみようと思います。

インボイス発行事業者の公表

課税事業者が受け取った請求書が
適切なインボイスか否か(請求書に記載
のインボイス番号が不正でないかどうか)
を確かめることができるように、
国税庁の公表サイトにてインボイス
発行事業者の情報が公表されていて
だれでも検索できるようになっています。

現在登録されている事業者については
すでに公表されていますので
気になる方はこちらをご覧ください。

このサイトでは
以下の方法で情報を取得できます。

  • 登録番号(インボイス番号)を入力し検索
  • 登録されているすべての事業者の情報を
    一括ダウンロード

国税庁のサイトで公表される事項

国税庁のインボイスの公表サイトに
公表される事項は登録事業者が
法人か個人事業者かで異なります。

国税庁のインボイスの公表サイトに公表される事項
法人 個人事業者
1 インボイス発行事業者の名称
2 登録番号
3 登録年月日
4 登録取消年月日、登録失効年月日
5 本店又は主たる事務所の所在地
1 インボイス発行事業者の氏名
2 登録番号
3 登録年月日
4 登録取消年月日、登録失効年月日

※個人事業者から申出があった場合には
次の事項も追加
5 主たる事務所の所在地等(1つ)
6 主たる屋号(1つ)

法人の場合

法人の場合は、インボイスの公表サイトに
法人名と本店の住所が公表されます。

つまり本店の住所が社長の自宅ではない
場合はプライバシーが守られます。

法人の本店の住所が自宅であった場合は
自宅の住所が公表されてしまうので
注意が必要です。

それを避けるために、自宅で仕事を
されている方はバーチャルオフィスを
本店の住所として利用する方が多いです。
その場合は社長の自宅をこちらの公表サイトで
公表されることはありません。

法人の場合(インボイスとは別に)登記情報での開示はあります

法人の場合、社長の自宅住所は
インボイスでの公表項目ではありあませんが
登記情報の開示をすれば社長の自宅をだれでも
閲覧できてしまうという問題があります。

法人の場合は法務局で登記情報の開示を行うと
本店の住所のほかに社長の自宅住所も
開示されてしまいます。
今年の9月から、ネットで登記情報の開示を
行う場合は社長の自宅住所は閲覧不可となり
ましたが、法務局に出向けば誰でも閲覧
できてしまいます。

日本では法人の社長のプライバシーが
いまだにきちんと守られていません。
個人的にはなるべく早く社長の自宅について
全面的に非公開になることを願っています。

個人事業者の場合

個人事業者の場合はインボイスの
公表サイトに氏名が公表されますが、
住所は公表されません。

個人事業者の場合は
氏名の公表について問題になっています。
著名人で本名を伏せて仕事をされている方など
公表されたくないと考える方がいるからです。

そのため、公表サイトの一括ダウンロードでは氏名の公表はされないことになりました

9月下旬に、インボイスの公表サイトでの
一括ダウンロードが一時停止していました。

それは一括ダウンロードで氏名が公表
されていることに抵抗を感じる
個人事業者が多かったためです。
現在は一括ダウンロードでは
法人、個人事業者ともに氏名
(法人の場合は法人名)の開示はありません。

ただ、登録番号による検索では
個人事業者の場合は氏名
法人の場合は法人名が
引続き公表されています。

まとめ

今回はインボイス登録した場合に
住所、氏名が公表されてしまうのかということを書きました。

法人の場合は法人名と本店住所が、
個人事業者の場合は氏名が公表されます。

一括ダウンロードでは個人事業者の氏名と
法人名の公表はされないことになりました。

編集後記

事務所のロゴの作成を依頼していて
もう少しで完成しそうです。
自分でフリーの素材でつくったロゴとは
比べものにならない素敵な出来栄えです。
長く大切にしていきたいと思います。

ひとりごと

先週末クリスマスツリーを出しました。
去年は当時1歳の次男がオーナメントで
遊ぼうと、ぼとぼとと落として
(投げたりして)なかなか綺麗な
状態を維持できなかったのですが
今年は大丈夫そうで、成長を感じます。