クラウド会計で銀行口座やクレジットカードの連携をやめるとき

会計期間の途中で特定の銀行口座やクレジットカードを使わなくなったことにより
クラウド会計への連携をやめたいと考えることがあるかもしれません。

その場合は
慎重に作業を進める必要があります。
今回はマネーフォワードやfreeeで
途中で連携をやめるときの注意事項や手続きについて書きます。

マネーフォワードの場合

マネーフォワードクラウド会計の場合は
以下のことに注意する必要があります。

連携を解除するとすでに取り込んでいた
「明細」データも削除されてしまう
明細をもとに登録された仕訳は保持される
削除されたデータは解除前の状態に戻せない
同じメールアドレスでマネーフォワードME
（家計簿アプリ）や他の事業者を利用して
いる場合はそちらの連携も解除されてしまう
（連携情報はメールアドレスに紐づくため）
銀行口座を解除する場合は「残高照合」もできなくなる

そのため、連携を解除する前に、
すでに取り込んだ明細のうち
必要なものはすべて仕訳登録
されていることを確認する必要があります。

そのうえで、解除する方法は２つあります。

❶「登録済一覧」のゴミ箱のアイコンをクリック

この方法は一つの連携サービスに
一つの明細のみが紐づいている場合に有効です。

手続きの詳細はこちらをご覧ください。

❷「登録済一覧」画面右上にある「連携サービス」のチェックを外して保存

この方法についての詳細は
こちらをご覧ください。

この方法は一つの連携サービスに
いくつかの明細が紐づいている場合に有効です。

例えば楽天で
２つのクレジットカードを持っていて
どちらか一つの連携のみ解除する場合は
こちらの方法で解除します。

口座を「非表示」にする方法で対応します。

「口座の一覧・登録」で非表示にしたい口座の行をクリックし
画面右上の「口座を非表示にする」をクリックします。

手続きの詳細はこちらをご覧ください。

freeeでは口座を「削除」する機能もありますが
その場合はその口座の取引や残高の情報を
すべて削除しなくてはいけません。

会計情報は10年の保存義務があるため
口座を「削除」せずいったん「非表示」とする方法で対応しましょう。

今回はマネーフォワードクラウド会計と
freeeで銀行口座やクレジットカードの
連携を解除するときの注意事項や手続きについて書きました。

思わぬ事態に陥らないように
慎重に行う必要があります。

不安がある方は専門家に聞きながら
作業を進めていきましょう。

クラウド会計は便利ですが
きちんと使い方を知っている必要があります。
専門家をうまく頼っていただけたらと思います。

今週の金曜日にswitchの
スプラトゥーン３が発売ですね。
ゲーム好きの長男が楽しみにしています。