マネーフォワードでは、ChatGPTを活用した
機能の開発に力を入れているようです。

今回はその第一弾の機能のご紹介をします。

マネーフォワードとChatGPT

マネーフォワードでは
ChatGPTを活用した機能開発を
積極的に行っているようです。

新しいテクノロジーをすぐに試す、使う姿勢、
ユーザー側としても刺激になりますね。

今回はChatGPT APIの活用の第一弾として
クラウド給与の一部の機能の追加が
ありましたが、今後マネーフォワードの
他サービスにおいてもChatGPTを使った
機能提供が予定されているようです。

クラウド会計の方でもこれから
ChatGPTを使った便利な機能の追加が
あるかもしれないので
楽しみに待ちたいと思います。

マネーフォワードクラウド給与の給与計算式について

マネーフォワード給与では
たとえば残業手当についてこのように
簡単に計算式を設定することができますが…

マネーフォワードクラウド給与、ChatGPTを利用して給与の計算式を自動生成できるようになりました

この方法だと、計算の途中で端数処理を
行う方法に対応していなかったりと
柔軟な計算式には対応していません。

※ちなみに、
計算の最後に端数処理をする方法は
上記画像の「詳細設定」から
「切り上げ、四捨五入、切り捨て」
を選択することができます。
※マネーフォワード給与では労働者有利
(支給項目は切上げ、控除項目は切捨て)
となるように初期設定されています。

そこで自社の計算式に合うように
「カスタム計算式」という計算方法を
利用する場合、今回の追加機能
「ChatGPTによる計算式の自動生成」を
使うことで計算式を自動生成してくれる
ようになりました。

ChatGPTを利用した給与の計算式の自動生成について

どのように計算式を自動生成してくれるのか
以下の点に注意して試してみました。
マネーフォワードのFAQ参照)

  • 具体的な文章を入力する
  • 支給項目や勤怠項目の名称を正確に入力する
マネーフォワードクラウド給与、ChatGPTを利用して給与の計算式を自動生成できるようになりました

①で「割増基礎を所定労働時間の月平均で割り、1.25をかけ、小数点第1位になるように切り上げする。これを残業単価とする。残業単価に法定時間外(平日)をかける。」

という文章を入力して「送信」してみたところ、しばらくすると

②で「ROUNDUP( 割増基礎 / 所定労働時間(月平均) * 1.25 , 1 ) * 法定外時間(平日)」
という計算式がかえってきました。

この式を確認して「決定」を押すと
③で実際にクラウド給与に反映される計算式が
自動で反映されます。
それを「保存」するだけで作業がおわります。

「ROUNDUP」などの関数の当てはめや
カッコの位置など、自分で一から計算式を
つくるのは難易度が高いですが、
AIにつくってもらった計算式を
確かめるだけなら
間違いも少なくなり効率的でもありますね。

文章をつくるためのコツが必要ですが
便利な機能だと思います。

個人的には自分で作った文章が
しばらくすると
数式でかえってくるというのが
会話をしているようで楽しいです。

文章を送信して待っている時間は
「あーいまChatGPTが考えてくれてるな」
と。

まとめ

今回はマネーフォワードの
ChatGPTを利用した新たな機能を
ご紹介しました。

今回はクラウド給与の一部に
利用されたChatGPTですが
今後の開発が楽しみです。

ひとりごと

暑くなってきましたね。
先週末は今年初めて裏庭に
ビニールプールを出しました。
水風船をたくさんつくって
子供たちは喜んでいました。

上の画像のような感じの水風船を
使っていましたが、いま調べていたら
SDGsの観点からこちらもよさそうですね。

今年もたくさん水遊びしようと思います。